ラフ

さて前回は青年誌の刑事モノだったので、今回は少年誌のスポーツ漫画から、熱血水泳漫画『ラフ』を紹介します。
作者は『タッチ』でおなじみのあだち充
僕はこの人の漫画を4作品ほど持っていますが、中でもイチオシはコレ。
ちなみにはてなのキーワードではあだち充の代表作に含まれていませんでした。
中学時代3年連続で100m自由形全国3位という成績だった主人公・大和圭介。
彼の家は和菓子屋で、その商売敵の娘・二ノ宮亜美とは同級生。
2人を中心に、クラスメイトや互いの両親や亜美の許婚などが織り成す青春ドラマが良い感じです。
メインの水泳の方も程よくリアルで、とっつきやすく、素人臭くも無いといったところ。
他の作品でもそうですが、あだち充は心理描写が凄く上手い。表情や仕草だけで登場人物の感情をここまで表現できる人は他にいないんじゃないだろうかと思うほどです。
とにかく読んでみればその上手さが分かると思います。